大竹稽

 

大竹稽(おおたけけい)

哲学者、教育家、作家。

1988年3月愛知県立旭丘高校卒 ・1989年4月名古屋大学医学部入学 ・1990年3月同大学退学 ・1990年4月慶応大学医学部入学 ・1991年3月同大学退学 ・1991年4月東京大学理科三類入学 ・1996年︎6月同大学退学 ・2007年4月学習院大学フランス語圏文化学科入学 ・2011年︎3月同大学首席卒業(フランス語圏文化学学士)。論文:︎「なぜ自己を語るのか-サルトルと魂」 ・2011年4月東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修士課程入学 ・2013年3月同大学修士課程修了(学術修士)。論文:「クロソウスキーのニーチェ」 ・2013年4月東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士後期課程入学 ・2016年3月同課程中退。

医学に疑問を感じ、東京大学理科三類を退学する。その後、大手予備校で授業をしながら作文指導塾を始める。三十代後半で、ある避け得ない問題に直面し、再度、東大大学院に入学する。そこでフランス思想を研究した。専門テーマは、モンテーニュやパスカルらモラリストたち。カミュやサルトルら実存の哲学者たち。構造主義の思想家たち。大学院退学後は建長寺、妙心寺を始めとする禅僧たちの指導を受けながら「お寺での哲学教室」や「お寺での作文教室」を開いている。著書に『60分でわかるカミュのペスト』などがある。